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2008年03月24日

北京世界基準

よく「平和の祭典」と称されるオリンピックですが、
現代では開催国に莫大な経済効果をもたらし、また国の威信をかけて
自国の文化を世界に発信するという国家プロジェクトでもあります。

2008年8月の夏季大会開催に向けて、北京では急ピッチで都市開発が
進んでいます。
おそらく、世界各国から訪れるであろう膨大な数の人々が北京という都市に
抱いているイメージと、実際の都市の景観は違ったものになるでしょう。

世界基準都市、北京の姿をいくつか御紹介します。

■北京国家体育場
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北京オリンピックのメインスタジアムとなる北京国家体育場。
設計を、ロンドンの現代美術館テート・モダンやミュンヘンのサッカー場、
東京・プラダ青山店などの作品で知られるスイスの建築ユニット、
ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛け、総工費は35億元(約490億円)
とも言われています。
このデザインは昨年カルランでも採り上げましたが、テーマは「鳥の巣」。
包み込むようなデザインで、大会テーマのひとつである自然環境に対する
意識を喚起させるものです。
このデザインは、2007年度の英国・建築デザイン賞を受賞しました。
オリンピックでは、開閉会式をはじめ、陸上やサッカーの決勝が予定
されており、この舞台でどんなパフォーマンスが繰り広げられるのか
楽しみです。

また併設する北京国家水泳センターも彼らの設計で、まさに“水”を
イメージさせるデザインです。
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興味深いのは、外観に使われている素材が「エチレン/テトラフルオロエチレン」
というもので、環境に対する新素材開発の面でも世界に向けてアピール
する目的です。

その他のスタジアムデザインも、新時代を感じさせるような前衛的な
ものとなっています。
Beijing Municipal Commission

■北京金融街購物センター
koubutu.jpg
北京の金融の中心街・西単にある北京金融街購物センター。
アート・デザイン・ショッピングの結合をコンセプトに展開し、
北京独特の消費スタイルを発信する空間と言われています。
世界的な高級ブランドが軒並み店舗を構え、またヨーロッパの
大型博物館と提携して展示会を開催、そして国内の若手デザイナー
たちの作品を世界に向けて発信する場としての機能など、1つの空間で
「芸術鑑賞・ショッピング・レジャー」の3つの役割を果たしています。
こういった機能を有する空間は、中国で北京金融街購物センター
ただ一つということで、海外からも注目を集めているようです。

これらはほんの一例に過ぎませんが、北京の街は至る所で再開発が
進んでいるようです。
Beijing 2008 Urban Construction Official


またファッションや工業製品分野でも、これまでの中国・北京という
イメージでは時代遅れかもしれません。

■Fashion in 北京
ファッション分野では、中国国内外のデザイナー約170人、
ブランド約200社が参加した「北京コレクション」を始めとする
中国ファッションウィークの注目度の高まり。
そして中国出身の若手デザイナーの世界的な活躍によって、
中国のファッション産業も活性化しています。
pekinc1.jpgpekinc2.jpgpekinc3.jpg
関連サイト: http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2308904/2328144

今月末には、「東京ガールズコレクション in 北京」が開催され、
巨大ファッション市場として日本企業が数多く進出しています。
TOKYO GIRLS COLLECTION in 北京2008
来月には、山本耀司氏が自ら指揮を執る「Y'S山本耀司ファッションショー」
を北京で開催することが発表され、中国のファッション文化育成と
平和発展への貢献が期待されます。
関連サイト: http://japanese.cri.cn/151/2008/02/28/1@113030.htm


いくつかの例をご紹介しましたが、北京という都市は様々な分野で
着実に近代化が進んでいます。
8月のオリンピック開幕に近づくにつれ、北京の街が日本のメディアに
登場するようになると、わたしたちの想像を超えたパワフルな姿に
驚くことになるかもしれません。
posted by グローカルネット at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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