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2019年10月17日

.:*・゚ ✽カルラン9月のハイライト✽.。.:*・゚

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PARIS FASHION WEEK SS20

パリでの地獄的なスケジュールで行われたファッションウイークは、あまり夏らくないムードの中で終了しました。しばしば天候は崩れ、予測不能な気象条件と立ち向かわねばならなかったアウトドアショーに雨音が響きわたりました。実際、まさにパリジャンの空気、それはほとんど色が無く、ラグジュアリーへと変化する前衛的なもの、またはそれは全く真逆かもしれません!


カルランピックアップ:
BLACK DRAMA【ブラック ドラマ】
・マリーンセルの油をこぼしたようなテーマを受けて、つやつやしてグロスなものが真っ暗なキャットウォークで煌きました。黒は結局永遠にパリっ子のものです。

LACE WITH TEMPER【温度高めのレース】
・ランジェリーのコルセットを思わせるレース素材が戻ってきました。シルエットはやはりダークで官能的、強い感性を意識させるものです。

DESIGNER’S DENIM【デザイナーのデニム】
・デニムはかつて無いほどデザイナーやビッグブランドの注目を集めています。タシズムスタイル、アシッドウォッシュまたはヴィンテージとして、ジバンシー、ディオールなどが取り入れています。

NEO 70’S【ネオ 70年代】
・ネオ70年ルックもデニムと同様、パリっ子が大好きなアイテムです。ヴィトンやミュウミュウがエッジの効いたツイストを加えます。

PORTHOLES【船窓】
・チュニックやニットなどに大きく開いた、ポートホール(船窓)ルックも見逃せません。クレージュやパコラバンヌのように先代から受け継いだ正統なディテールは特に注目です。

BERMUDA SHORTS【バミューダショーツ】
・想定内ともいえますが、キュロットスカートの復活を受けて、ひざ丈のバミューダパンツが再びキャットウォークに登場しました。今回はさらにシックでいい感じです!

LIME GREEN【ライムグリーン】 MOMENTUM【モメンタム】
・カラーでは、明るいライムグリーンやカルランのSS20のテーマの一つモメンタムからダイナミックで生き生きしたイエローも登場しました。


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MILANO FASHION WEEK SS20

ミラノファッションウィークでのショーは逆説的、矛盾的な影響はほとんどありませんでした。プラダによる”平常心”ルックのステートメントからベルサーチのジャングル・グラム ショーなど、全てが実現可能でまたその逆もしかり、例えばそれは、ハウスコードに疑問を呈するようなコレクションへの前触れとして、白のストレートジャケットでショーを始めたグッチによって表されています。イタリアのファッションでマキシマリズムや統一感はもはやマジックを起す方程式ではなくなっており、枠を超えた広く多様性あるスタイルの表現を伺うことができます。


カルランピックアップ:
INCANDESCENT ORANGE 【白熱光のオレンジ】
・カルランSS20テーマの一つ、INCANDESCENCE(白熱光)の強烈なオレンジがイタリアブランドに歓迎されました。まばゆい彩かさは、しばしばショッキングピンクとマッチします。

DYNAMIC BLUE 【ダイナミック ブルー】
・オレンジがだめだったらー?大丈夫、ダイナミックで生き生きとした青、MOMENTUM(モメンタム)テーマで使われた、動的な青も今期の注目カラーです。

RITUAL【リチュアル・儀】
・さらにRITUAL(儀)のテーマもミラノファッションウイークのショーのあちこちで登場します。ブラウンを基調とするエスニック・トライバルをシックでコンテンポラリーなエレガンスとして表現しています。

MULTICOLORED PICTORIAL 【色盛りだくさんの絵】
・クリーシェ(ステレオタイプ)に陥ることなく、単津直入で大胆な色に黒と白を取り入れて温度感を整えたプリント柄も、十分納得できる今期のイタリアトレンドです。

THE SILHOUETTE 【そのシルエット】
・シルエットでは、シンプルで不要なディテールを省いたトップスにロング〜ミドルロングのスカートを合わせています。この新たな”平常心”ルックは、プラダだけでなく驚くべきことにグッチまで取り入れています。

CRAZY COUTURE【クレージー クチュール】
・今期のミラノは逆説的であることを注意しておきましょう。このようなファッションはYOLO(一発屋)のものだと思うのもよいですが、ショーの最中にウトウトしないよう、ちょっと派手にしたらどうでしょうという呈です。


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LONDON FASHION WEEK SS20

国際的な場でのロンドンのファッションの未来の行方は今以上に不確かで、アバンギャルドのデザイナーは政治的な要素を取り入れたコレクションを発表し、ヴィヴィアンウェストウッドのような一貫性のあるブランドは社会的・持続可能的なコミットメントを約束しています。とはいえ、実力ある新興ブランドたちは少し違う捉え方でファッションを見ているようです。

カルランピックアップ:
GINGHAM!【ギンガム!】
・ブラック&ホワイトだけのギンガムチェックがお目見えです。ビーチライフよりもパリッと仕立てた都会的でシックなバージョンとして今期を彩ります。

LITTLE CAPE AT FRONT【胸元に小さなケープ】
・ケープが肩周りや胸元を飾ります。一枚仕立てまたは喉元で開いたデザインとしてミニマリストなシルエットに個性を与えます。

BLUE ROMANCE【ブルーロマンス】
・ヴィクトリア朝の流れをくむロンドンのデザイナーたちが大事にしているロマンススタイルがブルーの彩りで表現されます。物惜しみしないボリューミイで演劇的なフリルがシルクに合います。勿論フローラル部分も必見です。

DRAPERY【ドレープ感のある】
・ロンドンファッションウイークではあまり見られない、ギリシャの神々のようなドレープが登場しました。ギリシャの巫女ウエスタのシルエットでコレクションを完成させたJWアンダーソンなどに注目

EGG DRESS【エッグドレス】
・バレンシアガのインスピレーションからやってきたエッグドレスに皆わくわくしています。もう誰も体型を気にする必要はありません。


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NEW YORK FASHION WEEK SS20

今期のNYファッションウィークはCFDAの会長に就任したトム フォードが陣頭指揮をとりました。予定は効率的で経済的な効果を重視して、世界中からのバイヤーに不都合が生じないよう短縮されました。今期はより形態学的(モーフォロジカルな)視点と、スキンカラーを重視したトータルインクルーシブという発想を通して政治的かつエコロジカルに落ち着きを表現しています。

カルランピックアップ:
ELEGANT AND TIMELESS MINIMALISM【エレガントでタイムレスなミニマリズム】
・ディテールを重視した清潔で時代に関係のないエレガントな様相に再びスポットライトが当てられます。シルエットは引き伸ばされコーデは長く生地は流れるようです。

A SUGGERE EROTICISM【エロティシズムの提案】
・もし”レスイズモア”がヘルムートラングやダナキャランによって数年前に始まったことだとしたら、今シーズンもこの気高い言葉が体現されて、そして官能的な温度に気付きます。レイヤーまたは透け感を出して、ランジェリーが完全に日中のコーデやアクセサリーとして復活しました。

THE SUIT DRESS【スーツドレス】
・大胆な肩周りのスーツドレスが登場します。女性のシックでセクシー、そしてパワフルなアティテュードを表現します。

IMMACULATE WHITE【曇りの無い白】
・まさしくピュアの一言で表現されるこの白は2020年夏のNYのもので、ショーのほとんどをその色で飾りました。ほとんどが単色で表現され、シルエットは明るく力強い、マストハブなアイテムです。

ROMANTIC PATTERN【ロマンティックパターン】
・フローラルパターンが今シーズン強くなりました。今回はポンパドールのバラにスポットライトを当ててロマンチックでスイートなフェミニンを表現しています。


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MAISON & OBJET SEPTEMBER

M&Oは1月のショーで発表されたトレンドを改めて確認するものとなりました。現在と未来のフラッグシップアイテムを探すビジターのために分かりやすくまとめられたフォーラムもいくつか実施されました。

カルランピックアップ:
GARNET, BRICK ORANGE & MUSTARD YELLOW: GO ON!
【続け〜ガーネット、レンガオレンジ、マスタードイエロー!】

ACID GREEN & MAUVE: DARE!
【あえてアシッドグリーンと藤色】

SWEATNESS PINK: AN USUAL TO PROPOSE IN LOTS OF WAY!
【提案いろいろ、風変わりな甘いピンク】

LUNAR ACCENT FOR THE MATERIAL: TO ADOPT!
【マテリアルに月面のアクセントが取り入れられて】

WEAVE, CANE: GO TO WICKER!
【籐で編んだもの、杖】

GRAPHIC DESIGN, DECORATION OR SCENOGRAPHY: THE ANTIQUE STYLE TO COMPOSE!
【アンティークスタイルのグラフィックデザイン、装飾、立体図法】

RETRO ROUNDNESS: THE CLASSICS TO REINVENT!
【レトロな丸み、再発見のクラシック】

EMBOSSED DESIGN: THE CULINARY ART TO WORK!
【エンボスデザインでカトラリーをアートに】

A DOT, THAT’S ALL! THE FINISHING TO PLAY!
【フィニッシュに遊びを取り入れた玉の装飾】

GRAPHIC LESS IS MORE: THE PATTERN TO CREATE!
【レスイズモアをグラフィカルに表現】


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WHO’S NEXT - SEPTEMBER 2019

フランスのポルト・ド・ベルサイユで開かれる服飾の国際見本市 Who's Nextが今年9月6日から9日まで行われました。カリフォルニアの砂漠地帯が今期のテーマを構成するインスピレーションです。

カルランピックアップ:
UTILITY FOLK【実用的なフォークロア】
・砂漠地帯の色相を伴って実用的に見えるフォークトレンドがボヘミアンなシルエットの輪郭を描きます。ベージュサンド、ホワイトライムストーンがグレーやグリーンがかったグレーのシェードで対比されます。

NOMAD WILD【ノマド ワイルド】
・ノマドスタイルは赤々としたトーンの中でワイルドで荒々しいスピリッツを誇示します。

RETRO ARTY【レトロでアートっぽい】
・カリフォルニアの影響で、楽しいヴィンテージの魅力がクール&チル風にアートっぽくミックスされます

FOCUS BRAND EMERGENTE【注目のブランド】
・若くてエコロジーへの使命感溢れるヴィーガンブランド Lo Neelが大豆やバナナの繊維またはパイナップルの皮で代用できるファブリックを取り扱いました。

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posted by グローカルネット at 11:46 | Comment(0) | 展示会情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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